ボンボンキャンドルとは
ボンボンキャンドルとは、韓国で人気があるキャンドルで、丸型のキャンドルがいくつも積み重なってできているかのような、ナチュラルな質感のソイキャンドルです。
ボンボンキャンドルの作り方は、専用のシリコン型にロウを流して作るだけ。
作り方はシンプルなので、簡単にできそうですが、いざ作ってみると失敗してしまうことも多いです。
ボンボンキャンドル失敗例
・ひび割れ
・底が陥没
・ボンボンキャンドルのくぼみの部分が白くなってしまった
・色がまだらになったり、顔料が溶け残ってしまった
ボンボンキャンドルの失敗の理由は、ソイワックスの特性が主な原因です。
ボンボンキャンドルを作るための道具
まず、ボンボンキャンドルの作り方をご紹介する前に、揃えていただきたい道具があります。
ボンボンキャンドルを作るために、IHヒーター、鍋、温度計などが必要です。
キャンドルを作る時に必要な道具について記載した記事がありますので、こちらをご覧下さい。
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ボンボンキャンドルの材料
ボンボンキャンドルを作る時の材料は以下の通りです。
正しい作り方をしていても、材料が間違えていると上手く作れませんので、お気を付けください。
ボンボンキャンドルの材料
- シリコンモールド(型)
- ソイワックスハード・・170g
- キャンドル芯・・15cm程度
- キャンドル用顔料(色を付ける場合)
- キャンドル用香料(香りを付ける場合)
ボンボンキャンドルの型はダイソー(100円ショップ)で買える?
ボンボンキャンドルの型は、ダイソー(100円ショップ)で買うことはできません。
ダイソーやセリア、他の100円ショップで、アロマワックスサシェ用のシリコン型は売っていますが、ボンボンキャンドルの型が売っているのは私は見たことがありません。
ただ、型はありませんが、セリアで小型なボンボンキャンドル(丸が4つ)のタイプは販売されているようです。セリアでもミニボンボンキャンドルが販売されているとは、韓国キャンドルの人気がうかがえますね!韓国キャンドルであるボンボンキャンドルがお部屋に飾られていたら、お部屋のおしゃれ度がアップするのは間違いなしです。
ボンボンキャンドルの型を私は楽天で買いました
私がボンボンキャンドルを初めて作ったのは3年前。ボンボンキャンドルのオーダーをいただいたのがきっかけです。
その頃は、ボンボンキャンドル用のシリコン型が今ほどたくさん販売されていなくて、メルカリで1つ1,222円で購入しました。
ずっとそのシリコンモールドを使い続けていたのですが、最近たくさんボンボンキャンドルを作るようになったので、一度にたくさん作りたくてシリコンモールドを楽天で探しました。
楽天だと安いですね!通常6つで1,780円のシリコンモールドを楽天スーパーセールで1,246円で購入しました。
2種類あるソイワックス ボンボンキャンドルにはハードタイプを使います
ボンボンキャンドルが白っぽいナチュラルな風合いなのは、ソイワックスを使っているからです。
ソイワックスは大豆由来のワックスで、ソフトとハードの二種類があります。
ボンボンキャンドルを作る際は、ハードタイプを使用します。
AMAZON→カメヤマキャンドルハウス ソイワックスハード500g
楽天→ソイワックス ピラーブレンド 1kg ソイ ワックス エコソヤ エコソイ ecosoya キャンドル ソイキャンドル ソイ ハード
Myrtille Craft 楽天市場店 は、先ほどご紹介したシリコンモールドが買えるお店です。ソイワックスなどと一緒に購入すれば、送料は3,980円以上で無料です。
キャンドル芯の選び方
キャンドル芯は、私は平芯の2×3+2を使っています。
キャンドル芯 2×3+2 / 10m 日本製 H芯【 平芯 キャンドル 芯 糸 キャンドル用 キット 材料 手作り ろうそく 自由研究 】[c][M便 1/6]
ソイワックスはロウの吸い上げが悪いので、丸芯を使うのもよいと思いますし、太めの平芯を使うのも良いと思います。(最大で4×3+2)
ただ、私が使っている型とソイワックスハードでは、燃焼実験してみたところ平芯の4×3+2や3×3+2では、壁が残らずロウが側面からこぼれ出しました。
そもそもキャンドルは耐熱のお皿の上で使うものなので、お皿の上にロウがこぼれるのでしたら問題はないですが、私はロウがこぼれ出ないように作りたかったので、炎は小さくなりますが今は細い芯を使っています。
どのように灯るキャンドルにしたいのか、また、使用するソイワックスと型によって、適切な芯は異なりますので、燃焼実験の上、選んでください。
キャンドル用顔料とキャンドル用香料について
キャンドル用の顔料はクレヨンで代用せず、不完全燃焼の原因にもなるのでキャンドル専用のものを購入するのがおすすめです。
顔料 蛍光オレンジ 10g【 キャンドル 材料 手作り 顔料 染料 着色剤 手作りキャンドル 自由研究 キャンドル 】[c][M便 1/12]
楽天のHAPPYJOINT(ハッピージョイント)では、約20種類のキャンドル用顔料を購入できます。
香料もキャンドル専用の方が、香り持ちがよく、ソイワックスへの馴染みも良いので、キャンドル専用の香料を購入された方が良いです。
香料も楽天のHAPPYJOINT(ハッピージョイント)で購入することができます。
ボンボンキャンドルの作り方
ボンボンキャンドルの作り方は以下の通りです。
① シリコンモールドの中心に、目打ちで穴を開ける
② ソイワックスハード160gをはかって鍋に入れ、IHヒーターで溶かす
③ 芯をろう引きする
(溶かしたソイワックスの中に芯を入れて、割り箸を使って取り出し、ティッシュで芯のロウを拭き取る)
➃ 芯をシリコンモールドの穴に差し込む
⑤ 80度~85度のソイワックスに顔料を入れて着色する
⑥ ⑤に香料を入れて、よくかき混ぜる
⑦ ➃のシリコンモールドに⑥のソイワックスを65~70度程度で流す
⑧ 芯は割り箸でとめ、常温で固める
ボンボンキャンドルの失敗しない作り方
ボンボンキャンドルを作る時に私が失敗例と、その解決策について解説します。
ボンボンキャンドル失敗例
- ひび割れ
- 底が陥没
- ボンボンキャンドルのくぼみの部分が白くなってしまった
- 色がまだらになった
- 顔料が溶け残ってしまった
- ボンボンキャンドルがべたべたする
- 上の中心が凹む
ボンボンキャンドルのひび割れや底が陥没するという失敗
ボンボンキャンドルがひび割れしたり、底が陥没するのは、ロウを流すときのロウの温度が適切でなかったことや、室温が低いことが原因で起こります。
ソイワックスの温度と、冷やし固めるときの室温に差が大きい場合、ひび割れや陥没がおきます。
キャンドル作りは温度管理が非常に大切ですので、ロウの温度だけでなく、室温にも気を配ってください。
室温は25度くらいあったほうが作りやすいです。
また、底が陥没した場合は、くぼんだところにロウをもう一度流して平らにしてください。
ボンボンキャンドルのくぼみが白くなってしまったり、色がまだらになる失敗
ボンボンキャンドルのくぼみの部分が白くなったり、着色したときはキレイにまざっているように見えた色が、固まった時にまだらになる理由は、上記と同じように、ロウの温度と室温が適切でない場合に起こりますし、シリコン型が冷たい場合にも起きます。ロウを流す前にシリコン型が冷えていないか確認してください。冷たい場合は、シリコン型を温めてから、ロウを流して下さい。
また、基本的なことですが、ロウをしっかりかき混ぜることも重要です。
顔料が溶け残ってしまう失敗
顔料は色によって、溶けやすいものと溶けにくいものがあります。
私が持っている顔料で一番溶けにくかったのは黒でした。
黒は130度くらいまでロウの温度を上げないと溶けず、それ以下の温度で溶かした場合、シリコンモールドの底に沈殿して溶け残ってしまいました。ソイワックスを130度まで上げると、ロウの劣化の原因になりますので、顔料を変える必要があります。
ロウと顔料の相性がありますので、溶けにくい顔料は使用しないのをおすすめします。
ボンボンキャンドルがべたべたする失敗
ソイワックスソフトは、ハードよりもべたべたします。ソイワックスソフトを使用すると型から上手く外れない、べたべたすることがありますので、ソイワックスハードをご使用ください。
ボンボンキャンドルの上部の真ん中が凹む
ボンボンキャンドルの上部の真ん中=芯のあたりが凹むことがあります。
これは、芯をかた結びをしたり、ロウがもれないようにするために粘土をつけたことが原因です。
ポイント
芯を縛らなくても、目打ちで開けた穴が大きくなりすぎていなければ、ロウが漏れません
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ボンボンキャンドルはどこで売ってる?
ボンボンキャンドルは、私が見る限りニトリにはなさそうですが、スリーコインズやセリアにはあるようです。
ただ、インターネットで見る感じでは、小さかったり、ソイワックスならではの風合いとは別のものに見えます。
楽天でボンボンキャンドルを買うことができます。
また、ギフト用のハンドメイドのこだわりを感じる作品を購入するなら、つなぐマーケットでもボンボンキャンドルを買うことができます。
ボンボンキャンドルギフトセットを買う→つなぐマーケット
Natural aroma lifeでもボンボンキャンドルが購入できます
もちろん、私もボンボンキャンドルの制作販売を行っていますので、ご希望の色と香り(フローラル系、ハーブ系、柑橘系など多数あります)をお知らせください。(お1つ1,650円)ボンボンキャンドルの制作レッスンも可能です。ご希望の日にちと時間をお知らせください。
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